龍郷町にある『西郷松』は、安政6年(1859年)奄美大島に潜居を命じられた西郷隆盛を乗せた薩摩藩の黒糖運搬船がとも綱を結びつけた松(リュウキュウマツ)のことを言います。 当時、西郷隆盛は33歳。 元々は、薩摩藩の飛脚船や砂糖積荷船の係留先として「舟つなぎ松」と呼ばれておりました。 当時、樹齢100年を超える大木だったが西郷松は2011年に「立ち枯れ」と診断されたため、伐採されてしまいました。 龍郷町生涯学習センター『りゅうがく館』入り口には、伐採された西郷松を活用した西郷隆盛と愛加那の木彫彫刻となって展示 ...