奄美大島の南に浮かぶ「加計呂麻島(かけろまじま)」。手つかずの自然や美しい海が残り、ゆったりとした島時間を味わえる人気エリアです。
島を自由に観光するには移動手段の確保が欠かせませんが、「レンタカーは借りられる?」「奄美大島の車を持ち込んでいい?」「フェリーの料金はいくら?」と旅行前に迷う方がとても多いです。
この記事では、加計呂麻島への移動手段の選び方・フェリーの料金と時刻・レンタカー持込禁止の注意点・島内レンタカーの情報をまとめて解説します。
加計呂麻島への移動手段を比較
加計呂麻島へ渡る方法は大きく4つあります。旅のスタイルや予算に合わせて選んでください。
| 移動手段 | 料金目安(片道) | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| ①島内でレンタカーを借りる | レンタカー代のみ(約4,000円〜/日) | 荷物を気にせず島内を自由に移動できる | 台数が少なく繁忙期は早期予約必須 |
| ②奄美大島の車をフェリーで持込む | 車両航送料2,090〜4,720円+旅客360円 | 荷物が多い・長期滞在に有利 | レンタカーは持込禁止の業者が多い。欠航時に車ごと足止めリスクあり |
| ③原付・バイクをフェリーで持込む | 270〜410円+旅客360円 | 費用が安い | 雨・強風に弱い。山道は体力を消耗 |
| ④車なしでバス・徒歩 | 旅客360円〜 | 費用が最安 | バスの本数が非常に少なく観光には不向き |
ほとんどの旅行者には①島内レンタカーが最もおすすめです。 コスパ・利便性・リスクの少なさのすべてで優れています。
フェリーかけろまの料金・時刻表
古仁屋港(奄美大島)と加計呂麻島を結ぶ唯一の定期フェリーが「フェリーかけろま」です。毎日運航しており、島への唯一の公共交通手段です。
乗り場: 古仁屋港「せとうち海の駅」新桟橋より発着
到着港: 瀬相港(西側)または生間港(東側)
所要時間: 約20〜25分
運航本数: 瀬相港行き1日4便・生間港行き1日3便(目安)※季節・行事により変更あり
旅客運賃(片道)
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 大人(中学生以上) | 360円 |
| 小学生 | 180円 |
| 往復券(大人) | 690円 |
自動車航送料(片道・旅客運賃別途)
| 車の全長 | 片道 | 往復 |
|---|---|---|
| 3m未満 | 2,090円 | 3,980円 |
| 3m以上4m未満 | 3,130円 | 5,950円 |
| 4m以上5m未満(普通乗用車の多くはここ) | 4,720円 | 8,970円 |
| 5m以上6m未満 | 6,820円 | 12,960円 |
普通乗用車(4m台)の場合、片道4,720円+旅客360円=合計5,080円が目安です。往復で借りると8,970円+360円×2=約9,690円になります。
バイク・原付の航送料(片道・旅客運賃別途)
| 種別 | 料金 |
|---|---|
| 原動機付自転車(原付) | 270円 |
| 二輪車(50cc超750cc未満) | 410円 |
| 二輪車(750cc以上) | 550円 |
車両の予約方法
- 乗船1週間前〜当日まで受付
- 予約先:古仁屋待合所 TEL 0997-72-3771(6:30〜18:30)
- 当日予約は各港の待合所でも受付可
- 窓口受付は乗船時刻の約1時間前から・車検証の持参が必要
- 積載台数に制限あり。GW・夏季は早めの予約必須
最新の時刻表・料金は瀬戸内町公式サイトでご確認ください。
⚠️ フェリーの欠航リスクに注意
フェリーかけろまは風速10m超で欠航するルールがあり、欠航率はそれなりに高いです。特に生間港便は地形の関係で欠航しやすい傾向があります。
欠航時は海上タクシー(旅客のみ) が運航していることが多く、人の移動は確保できます。ただし車は島に残ることになります。天候が不安定な時期は、旅程に余裕を持って計画することをおすすめします。
⚠️ レンタカーの持込禁止に注意
奄美大島でレンタカーを借りてフェリーで加計呂麻島へ持ち込もうとすると、「加計呂麻島への乗り入れ禁止」としているレンタカー会社が多いのが現状です。
理由は主に2つ。①フェリー欠航時に車が島から戻れなくなるリスク、②加計呂麻島の狭い山道での事故が多いこと、です。
奄美大島でレンタカーを借りる際は、必ず予約時に「加計呂麻島への持込可否」を確認してください。持込禁止の場合は、島内で現地レンタカーを借りるのが正解です。
加計呂麻島にレンタカーはある?
結論から言うと、あります。ただし台数が限られているため、シーズン中は特に早めの予約が必要です。
島内には5店舗のレンタカー会社があり、生間港・瀬相港それぞれの近くに業者があります。
各業者の料金・予約方法の詳細はこちら

島内レンタカー vs フェリー持込、どちらがお得?
「奄美大島のレンタカーをフェリーに乗せて渡す」と「島内で借りる」を費用で比較してみます。
| 島内レンタカー | フェリー持込(普通乗用車) | |
|---|---|---|
| 移動コスト(片道) | なし | 車両航送4,720円+旅客360円=5,080円 |
| 移動コスト(往復) | なし | 8,970円+旅客720円=9,690円 |
| 島内レンタカー代 | 約4,000円〜/日 | 持込なので不要 |
| 欠航リスク | ほぼなし | 車が島に残るリスクあり |
| 手続き | 港でそのまま借りられる | 車検証持参・1時間前手続き必要 |
1泊2日の観光なら、島内レンタカー(約8,000〜10,000円)の方がフェリー往復の車両航送料(約9,690円)と同程度か安くなるケースが多いです。 手間・リスクを考えると島内レンタカーがほぼすべての場面でおすすめです。
奄美大島から古仁屋港へのスムーズな移動
フェリーに車を乗せない場合、奄美空港や名瀬から古仁屋港まではレンタカーを利用し、古仁屋港で返却する「片道乗り捨て」が最も便利です。
くろうさぎレンタカーは片道乗り捨てに対応しており、観光客に人気です。古仁屋港近くへの配車も対応しています。
他のレンタカー会社を利用する場合は、古仁屋港近くの有料駐車場に車を停めてフェリーに乗る方法になります。
レンタカーなしでも楽しめる?代替手段
加計呂麻島内では一部の宿でレンタサイクルや送迎サービスも提供しています。ただし島は南北に長く起伏も激しいため、観光スポットを効率よく巡るにはレンタカーが圧倒的に便利です。レンタカーなしでの島観光は「宿周辺をゆっくり滞在する」スタイルに向いています。
レンタカーで巡るおすすめ観光モデルコース
瀬相港周辺コース — 静かな集落と透明度の高い海を楽しめる西側エリア

生間港周辺コース — 映画ロケ地や展望台が点在する東側エリア

まとめ|加計呂麻島観光には事前準備がカギ
- 移動手段は島内レンタカーがベスト。 コスパ・利便性・リスクのすべてで優れている
- 奄美大島のレンタカーは持込禁止の業者が多い。必ず事前確認を
- フェリーで車を持込む場合は1週間前から電話予約(TEL 0997-72-3771)
- フェリーは風速10m超で欠航。天候情報はこまめにチェック
- 島内レンタカーは台数が少ない。繁忙期(GW・7〜8月)は1〜2ヶ月前の予約が安心
加計呂麻島の現地レンタカー業者5社の料金・予約方法はこちらで比較できます。

よくある質問(FAQ)
- 加計呂麻島にレンタカーはありますか?
-
島内に5店舗あります。全店舗事前予約必須です。台数が少ないため繁忙期は特に早めの予約を。
- 奄美大島のレンタカーを持ち込んでいいですか?
-
レンタカー会社によっては加計呂麻島への乗り入れを禁止しています。必ず予約時に確認してください。
- フェリーの車両予約はいつからできますか?
-
乗船1週間前から古仁屋待合所(TEL 0997-72-3771)で受付。当日予約も各港の待合所で可能です。
- 普通車のフェリー料金はいくらですか?
-
4m以上5m未満の乗用車は片道4,720円(旅客運賃360円別途)、往復8,970円です。
- フェリーが欠航したらどうなりますか?
-
車は島に残りますが、人は海上タクシーで移動できます。台風クラス以外は島に渡れなくなることはほぼありません。
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